2019年2月22日金曜日

せいめい望遠鏡完成記念式典&祝賀会を開催しました!

こんにちは。広報・サイエンス担当の野上です。

せいめい望遠鏡が完成しました!という式典と祝賀会は昨年7月27日に行なうことになっていましたが、同月の大水害により延期ということになりました。そして先日、2月20日(水)についに開催されました。式典が15時からせいめい望遠鏡のドーム内で、祝賀会が17時から倉敷アイビースクエアでした。また、ドームの面積の制限により参加者数が限られてしまうため、浅口市健康福祉センターの多目的ホールで式典の中継放映を行ないました。さらに岡山まで行くのは難しいという方のために、京都駅のすぐ近くのキャンパスプラザ京都でも中継放映を行ないました。
また、せっかくなので「光赤外線大学間連携の意義とその成果、および京都大学岡山天文台せいめい望遠鏡の共同利用の開始について」の記者発表も行ないました。

参加者はこちらから招待状をお送りした方のみということにしましたが、その招待状をお送りした方は700名以上!天文学の現役の研究者はもちろん、既に退職された方や京大宇宙物理を卒業して就職した方、京大総長や理事、せいめい望遠鏡の建設にご協力いただいた工学系の研究者や企業の方々、文部科学省の方々、地元岡山県・浅口市・矢掛町などの国会議員や首長、議会、役場の方々、地元企業の代表者や地元の小中学校の校長などです。
そして京大附属天文台に多くのご寄付をいただいた方々や、せいめい望遠鏡の愛称を募集したときに「せいめい」でご応募いただいた、言わば名付け親の方々にも招待状をお送りいたしました。そして、式典と中継会場、祝賀会で、かぶりなしで約300名の方でお祝いをすることができました。そのうち、スタッフ側としては、京大附属天文台や宇宙物理学教室の教職員、京大本部や理学部の事務方、大学院生、学部生などなど、約70名程度でした。現地で参加はできなくとも、お祝いのメッセージを送っていただいた方々もおられました。ご参加いただきました皆様、そしてスタッフの皆様、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。




記者発表と式典には14社、25名の報道陣が取材に来られ、その日のニュースや次の日の新聞で取り上げられました。こちらで把握しているwebでの報道情報をまとめておきます。いつリンク切れになるかは各社の都合になりますので、リンク切れはご容赦を。

NHK京都

NHK岡山

RSK山陽放送(TBS系)

KSB瀬戸内海放送(テレビ朝日系)

讀賣新聞

日本経済新聞

産経新聞

共同通信

山陽新聞

山陽新聞


この式典に関しては、京大内で全学経費として予算の措置をいただいたことも記しておきます。

さて、式典は終了しましたが、せいめい望遠鏡の観測はこれからがスタートです。
皆さんのご期待に応え、いろいろな宇宙の謎を解明し、次世代の人材を育て、地元の発展にも貢献できるよう、努力を重ねていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。