2018年5月1日火曜日

3.8m望遠鏡の愛称は「せいめい」に決定しました!


 こんにちは。広報・サイエンス担当の野上です。

 決まりました!そう、我々の新しい望遠鏡の愛称です。「せいめい」望遠鏡です!今後はせいめい望遠鏡と呼んでかわいがってあげてください。

 昨年10月下旬から12月20日まで愛称募集を行ないましたが、日本全国から1036通+海外から2通の応募がありました。
年齢層も幅広く、幼稚園の年中さんから80代まで応募がありました。
我々の想像を大幅に上回る応募で、関係者一同感謝感激です。
応募していただいた皆様、どうもありがとうございました!

 この中から選ばれたのが「せいめい」です。平安時代の陰陽師、あるいは天文博士として有名な安倍晴明(あべのせいめい)にちなむものなのですが、この方、日本全国で観測を行なったとされています。3.8m望遠鏡の近くに安部山というのがあり、そこでも庵を構えて天体観測を行なっていたそうです。
ということで、京都にも岡山にもゆかりのある天体観測の大先達のお名前をいただきました。また、この望遠鏡で行なうサイエンスの3つの柱、突発天体・現象の即時観測、系外惑星探査、恒星スーパーフレアの中で、系外惑星探査は宇宙における生命の探求に繋がります。
太陽でのスーパーフレアも、地球での生命の発生や進化に大きな影響を及ぼした可能性があります。まさにせいめい望遠鏡にぴったりの研究テーマと言えるでしょう。

 ちなみに下の画像は、3.8m望遠鏡と同じ敷地にある岡山天文博物館のマスコットキャラクターです。その名も「せいめいくん」!
同じく安倍晴明にちなむものですが、あくまでも偶然の一致です。
これホントです。選考委員会には浅口市長など関係者にも入ってもらっていたのですが、選考委員会では一切そういう話は出ませんでした。決定してからそういう話を聞かされてびっくり、という顛末でした。折りしも大フィーバーを起こした羽生結弦さんのフリープログラムの音楽もSEIMEIでした。これも偶然の一致です!ホントです!

 ということで、これからもせいめい望遠鏡、せいめいくん、羽生結弦さんを応援してください!





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