2019年11月29日金曜日

お役立ち情報 その3


光学など担当の岩室です。

 このシリーズも3回目になりましたが、ビニール傘の直し方、ケーブルの巻き方、に続いて3年ぶりのお役立ち情報です。今回は物干しスタンドの延命方法です。
皆さんのご家庭でも物干しスタンドと呼ばれるパラソル状の物干し台を使っているかと思いますが、強度の強いステンレスの骨組み構造に比べて、アーム部分はプラスチックで、だんだんと劣化して折れていきますよね。最後には腕がほとんど無くなって骨組み部分の処理に困ったりします。しかも、交換用アームはなぜか販売されていません(本体の売れ行きが落ちるからなのだと思いますが…)

 パラソル型の物干しスタンドとよく似たものとして、パラソルハンガーと呼ばれるものがあります。これには中央の軸が細いものと太いものの2種類があって、ここで使うのは太い方です。例えば、これです。持ち手のような部分が下部に突き出ているものであれば、多分どのパラソルハンガーでも使えると思います。実は、この商品、中央の軸部分の太さが物干しスタンドの接続部と同じ太さになっています。なので、中央の軸を引き抜けば物干しスタンドのアーム部分として使えるのです。手順は以下の通りです。



上左:アームが何本か折れた物干しハンガーです
上右:購入したパラソルハンガーです
中左:持ち手最下部の引っ掛け部を外します
中右:軸周辺の引き抜き防止用の爪に厚紙を挟んで爪が引っかからないようにします
下左:引きぬいて部品を並べたところです
下右:新しいアームを物干しスタンドに付けたところです

 腕が幾つか無くなったアームは、外置きの更にボロボロの物干しスタンドのアームと交換して、外置き用として使います。この方法で、最終的には全てのアームが風化して折れるまで使い切ります(外置きはプラスチックの劣化が早いので2年程度で全て折れます)
我が家はこの方法で物干しスタンドのアームを5回程度交換しており、同じ物干しスタンドの骨組みを10年以上延々と使い続けています。その場合問題となるのがスタンド下部の脚の付け根部分で、ここばかりは交換品になりそうなものは見たことがありません。上写真最後のコマをよく見れば、3本の内の1本の脚の付け根が結束バンドで補強されていることがわかります。この脚の付け根は既に割れていてかなりガタの来ている状態です(外置きのものはもっとひどい状況ですが)

 物干しスタンドなんて安いものなので、パラソルハンガー2個分程度の値段で十分買えるのですが、使える部分を捨てちゃうのは勿体無いですよね。私は結構貧乏症で、通常ならすぐに捨てるようなものでも使える可能性がありそうであれば残し、部分的に使えそうであれば解体して使える部分を残します。
逆に、使えないと思うものであればバンバン捨てるます。使えるか使えないかの判断が悪ければ、ゴミ屋敷の主人になりかねない素質があるので、周りの人は結構注意が必要かもしれません…

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