2019年12月27日金曜日

空を見上げる

プロマネの栗田です。
中学の帰りのバスの中、何気なく夕暮れの空を眺めていると月と金星が接近していました。ひょっとすると、と期待してしばらくバスに揺られながら見ていると、金星が月に隠されました(お、金星は月より遠いや)。バスを降り、家までの道中しばらく眺めていました。「今日は金星食がありました。」とテレビが伝えていたことをなんとなく覚えています。

何気なく観れた現象なので、頻繁に起こることだと思っていたのですが、どうも前回は2012年8月に起き、それ自体が23年ぶりだったそうです。そう、つまりその前とは僕が観た金星食で、確かにあったのです。その時の様子がYoutube にアップされていました。

次回はなんと2063年です(何とか観れるかな)。しかも金星は宵の明星、明けの明星と言われるように夜間は観測困難です。2012年は明けの明星のときで、午前3時ころの大変高度の低い位置でした。知らずして見ることは朝帰りの酔っぱらいか漁師さんしか不可能です。つまり何気なくこの現象を観れたということはそれはそれはラッキーなことだと思います。

最近、生まれて初めて月と重なる飛行機を目撃しました(あ、月は飛行機より遠いや)。写真では見たことがあるのですが、これもネットで調べてみると、飛行場近くで日時、方角を狙って撮影しているようです。では、偶然見れる確率はどれほどでしょうか。まじめに計算するとめんどくさいので、これでどうでしょうか。まず空の広さは月に対しておよそ10万倍あります。飛行機はパッと夜空を見たとき、複数飛んでいるときもあれば全く飛んでない時もありますが、まぁここは1機だけ必ず度飛んいるとしましょう。
僕が観たときのように飛行機が高高度を飛んでいるとき、飛行機は月より十分小さく見えます。また飛行機はあっという間に月の前面を通過してしまいます。

つまり月も飛行機もランダムに空のキャンバスに放り投げられたとみなせます。ということは夜空をチラ見したときに、月と飛行機が重なる確率はざっくり10万分の1と言えます。毎晩1回夜空をチラ見したとすると(毎日晴れだとしますが)、この現象に遭遇するには273年かかりそうです。。



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