2014年9月5日金曜日

雨雪ソフト

光学など担当の岩室です。

 娘が高校の文化祭で今流行りの「アナ雪」の演劇をするらしいのですが、背景を雪や吹雪にするシーンがあってどうしたらいいか先日相談されました。紙吹雪は掃除が大変なので、ミラーボールか液晶プロジェクタかな、ということでとりあえずは経費のかからない液晶プロジェクタで吹雪の背景を作ることにしました。
 写真に雪を降らせるなどの動画加工は可能なはずなので、どこかにあると思って探した所、いいものがありました。
Sqirlz Water Reflectionsというフリーソフトで、画像に雨や雪を降らせたり水面を加えて波や波紋を加えることのできるものです。これを使うと本来嫌がって水には入りそうもない我が家のドラちゃんを、雪の降る温泉に入れる事もできます(湯気の効果はありませんが...)。他にも、これで天体画像を加工したりすると、通常ではあり得ない違和感があって色々遊べます。何かのプレゼンでも使えそうですね。








 演劇の背景はこれを使って白~青のグラデーションでのベタ背景に横殴りの吹雪やちらほら降る雪のアニメーション加工をし、無事に使えているようです。


 最近は、プロジェクションマッピングなどでも良く利用されているプロジェクタですが、演劇などの光を使う舞台上では光量が不足して見づらかったり、影ができる場合があったりして、簡単な背景以外では使いづらいですよね。有機ELの巨大シートが量産されるようになれば、舞台背景にはこれが常設されて好きなシーンを簡単に映して演劇が楽しめるかと思います。その頃には、各家庭のテレビもポスターやカレンダーの感覚で壁に貼って見るようになっているのでしょうね。




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